「玉掛け技能講習」

yoshikawa31112008-03-04

2月末に玉掛けの資格を新潟県北蒲原郡聖籠町にあります安全衛生教育センターに受講してきました。玉掛けとは、ワイヤーロープやチェーンその他の玉掛け用具を用いて、荷をクレーン等のつり具に掛けたり、外したりする作業です。
労働安全衛生法施行令(就業制限に係る業務)第20条法第61条第一項の政令で定める業務は、制限荷重が1トン以上の揚貨装置又はつり上げ荷重が1トン以上のクレーン、移動式クレーン若しくはデリックの玉掛けの業務となっており、労働安全衛生法(就業制限)第61条事業者は、?クレーンの運転その他の業務で、政令で定めるものについては、都道府県労働局長の当該業務に係る免許を受けた者又は都道府県労働局長の登録を受けた者が行う当該業務に係る技能講習を修了した者その他厚生労働省令で定める資格を有する者でなければ、当該業務に就かせてはならないとあります。
 講習内容は、クレーン等に関する知識、クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識、玉掛け用具の選定及び取り扱い、玉掛け方法、玉掛け作業の安全、一般的な玉掛け実技、合図の方法、災害事例、玉掛け作業関係法令集の8項目でした。講習期間は、3日間で、2日は、講義1日実技の内容でした。
 講義では、上記の8項目を学び、実技では、ワイヤー選定、質量目測、一般的な玉掛け実技。合図の方法などを学びました。
 全体を通しての感想としまして、労働災害を起こさないために、人間には、油断があるので、声で確認、指で確認、見て確認を必ず実行し、労働災害をなくしていきたいとおもいました。営業として普段はあまり、玉掛けをしませんが、作業の際には、安全第一で作業に就きたいと思いました。
                           営業部  前山