有機溶剤作業主任者講習会

すこし前の話ですがですが有機溶剤作業主任者の講習会に参加させて頂きました。
有機溶剤は化学物質をよく溶かす性質を持っており、塗装、洗浄等の作業に
幅広く使用されています。蒸発しやすく、脂肪を溶かすことから、呼吸器や
皮膚から吸収されることが知られています。
体内に吸収された有機溶剤が中枢神経等へ作用して作業者に対して急性中毒や
慢性中毒等の健康障害を発生させる事があります。
このような有機溶剤中毒を予防するために制定されたのが有機溶剤作業主任者です。
第一生産部SL工場でもベルトブライドル、ピンチロール等の清掃に
シンナー(トルエン)を使用しております。分類では第2種に入るシンナー(トルエン
ですが、第1種(クロロホルムなど7種)に比べると比較的い毒性が少ないと
言われてますが吸収して起こる症状としては、麻酔作用、造血障害、肝腎障害
などがあり体に与える影響も少なくありません。
これらの症状を起こさないために、吸引しない作業方法の確認や、換気装置等の点検
保護具の使用状況有の監視などを行うのが有機溶剤作業主任者の重要な役割であるため
SL工場内でもシンナーの使用に十分注意をはらい、有機溶剤中毒を起さないように
勤めて行きたいと思います。          第一生産部SL工場  狩谷  
        画像は保護具です。